過多月経と過少月経の病状で分かる病気

過多月経と過少月経はどちらも月経に関係する女性の特有の病状です。
これらの月経不順は、ホルモンバランスの乱れが原因とされています。
しかしそれらが、大きな病気のサインであることも少なくありません。
まず過多月経とは、経血量が非常に多くて普段の生活に支障をきたす状態をいいます。
症状としては、ナプキンが1時間もたないほどの経血量で、経血の中にレバーのような塊が見られます。
視床下部、脳下垂体、卵巣などの女性ホルモン分泌に関係する器官に何らかの異常が起こって、無排卵周期になっていることが原因です。
また、黄体ホルモンの分泌が不十分で黄体機能不全を起こしています。
過多月経の病状が悪化すると鉄欠乏性貧血になります。
これは、全身に酸素を運ぶヘモグロビンが十分に作られないことが原因で起こる貧血で、日常生活で多く見られます。
月経による定期的な出血で鉄が不足する女性に多い病気です。
鉄欠乏性貧血になると、立ちくらみやめまいがしたり、頭痛や頭を重く感じたりします。
この貧血は進行が遅いので、自覚症状に乏しい場合があります。
また過多月経は子宮の病気が原因である場合があり、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症などの可能性があります。
これらの病気は、生殖年齢の女性に多く見られます。
一方、過少月経は経血量が極端に少なく、ナプキンの表面に経血がわずかに付く程度の状態をいいます。
女性ホルモンの分泌量が少なく、子宮内膜の厚みが薄くなる、また子宮自体の発育不全が原因です。
また甲状腺機能異常の可能性もあります。
過少月経の病状が続くと、月経は来ているが排卵しない無排卵月経になる恐れがあります。
長い間放置すると不妊症のリスクを高めます。

村上和樹

不動産仲介の仕事を始めてから5年経ちました。 現在の仕事をする前は沖縄で悠々自適な生活を送っていました。 人と話す事が好きで、それはインターネット上でも変わりありません。 どうぞよろしくお願い申し上げます。